理想的な老後のロールモデル

マイ・インターン(英語のタイトルThe Intern)

新しい時代の流れについていけてない自分がいると焦っていました。けれど、自分が今まで大切にしてきた価値観を大切にしながら、どのように生きていくべきかを教えてくれた映画が「マイ・インターン」でした。エンターテイメントとして楽しめるだけの映画かな・・・と思ってみたのですが、私が必要としていた答えが詰まった映画でした。

2015年の作品です。
今ならAmazonプライムで見ることができます。

自分が若い頃に「どうして大人たちが新しいことを学ばないのだろう?」と思ったことがありました。でも今はそれを完全に理解できるようになりました。大人たちは新しいことに興味を持っている時間や余裕がない。でもそれだけではありません。

一番の問題がモチベーションなのかもしれません。

10代20代の頃は「将来どんな風になっていたいですか?」と言われたときに、こうなりたいと思うようなロールモデル(自分が理想とする人物)を思い浮かべることができました。

ところが、今同じ質問をされても、「もう後は年老いていくだけ・・・」なんて、なんとなく悲しい気分になっていました。

でもそうじゃなかったのです!

この映画を見てロバートデニーロ演じるベンは私がこれから目標にしていくべき人物でした。

私にとっては理想的なシニアの姿を描いた作品は初めてでした。ここを目指してこれからの数十年頑張っていこうと思っています。

性別は違いますよ。でも70歳になっても毎日整った生活をしていて、自分のしてきたことにプライドを持っている。それでいて若いジェネレーションも尊敬している。人の良いところを見つけ、そっと見守ることができる。そんなスーパーおじいちゃん(私の場合はおばあちゃん)こそが将来の理想的な姿です。

ということで、今日から早速きちんと整った生活をしようと思います。夏休みだからってダラダラしないように、やることリストを作りました。そして、主人公のベンのように若いジェネレーションを見習いながら、私が学んできた価値あることを伝えていきたいと思っています。

夏休みのような長期休暇でないとなかなかまとまった時間が取れません。映画を見る事で、自分ではない他の誰かの人生を経験することができます。私よりずっと前のひいおばあちゃん世代からしたら、これはすごい技術の進歩だったのだと思います。これからも時代は変わっていきますが、今まで培ってきた大切なことも忘れないように若い世代へ引き継いでいくことができる人になっていきたいと思います。

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