第一回衆議院議員選挙(1890年)の図です。
有権者は直接国税15円以上を納める満25歳以上の男子でした。
これは全人口の1%程度だったといわれています。
ちなみに直接国税15円とは当時の物価から推測して
現在の価格に換算すると60万円~70万円くらいですが有権者の人数が全体の1%
であった事を考えると1,000万円くらいに相当するとも言われています。
しかしながらそんな有権者も警察官の立会いのもとの投票をしており、自由な選挙であったとは言い難い状況をこの絵が示しています。
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