清水へ祇園をよぎる桜月夜こよい逢う人みなうつくしき

清水へ祇園をよぎる桜月夜こよい逢う人みなうつくしきの現代語訳と文法事項をまとめました。

清水へ 祇園をよぎる 桜月夜 こよい逢う人 みなうつくしき  与謝野晶子 みだれ髪 より

(清水に行こうと
祇園を通り過ぎると、朧月夜に桜が咲き誇っている。
今夜すれちがう人々は、
みんな美しく見える。)

夜の桜ときれいな月夜の雰囲気に心もみたされ会う人すべてがうつくしく見えてしまうほどであるという作者の気持ちを表している。

この子の歌には五・七・五・七・七よりも文字数が多い字余りが用いられている。

句切れ

意味や場面が変わるところ。

五・七・五・七・七の最初であれば初句切れ、二番目ならニ句切れ、三番目なら三句切れ・・・・といった感じです。

この歌は三句切れとなります


せりなずな ごぎやうはこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ七草

一月七日は人日(じんじつ)の節句といい七草がゆを食べる風習があります

その他春の行事

上巳(じょうし)の節句・・・三月三日。桃の節句ともいう。ひな人形をかざる風習がある

春分・・・三月二十一日頃。昼と夜の長さがほぼ同じ長さになる日

などがあります。

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