標本調査と全数調査をまとめました。
全数調査・・・対象となるすべてのものに行う調査
正確に行うことができるがコストと労力がかかるというデメリットもある。
全数調査の例
国勢調査
飛行機の手荷物検査
校内テストの結果
店舗の売り上げ調査 などなど
標本調査・・・対象となる集団から一部をとりだして全体を推測する方法
全数調査と比べて手間とコストは減らせるがあくまで推定である。
標本調査の例
河の水質調査
テレビの視聴率調査
食品の品質調査
内閣支持率
標本調査による用語
母集団・・・調査する元の集団
標本(サンプル)・・・母集団から取り出した一部分
抽出・・・母集団から標本を取り出すこと
推定・・・標本から母集団のを推測すること
標本調査による推定方法
・標本調査による推定では無作為抽出を行う(ランダムにとるという意味)
乱数表やサイコロやくじ引きなど無作為抽出の方法は様々ある。
・比をつかって解く
練習問題の解答
まず箱の中の白石をXとすると全体:白石は 300:Xとなる。
50個取り出したら22個が白石だったのでそれらの比は50:22となる。
よって 300:X=50:22を解いてX=132個となり白石が132個とわかるので
黒石は300-132=168個であると推測できる。