床にゴローンと寝転んだ時に猫の耳としっぽが見える。
飼い主にしかわからない絶景。
でもこんな風に絶景になるまでは長い時間が掛かった。
子供時代は、家の間取りをこんな風にしたい、あんな風にしたい、、、と思いを馳せていた。
ベジタリにゃんの父は建築家。算数の宿題で家の設計図用定規を使っていたほど、ステキな家の間取りを描くのが好きだった。
リビングには本棚とテーブル、ソファーをここへ配置して、、、。
ところが実際、独立して暮らし始めてみると本棚から本が溢れ出し、テーブルの上には常に物が山積み、ソファーは犬と猫の引っかきキズだらけとなり最終的に破壊された。
夢のような暮らしからは程遠く、なんとかしようと便利グッズ、掃除グッズを買い込み、美しくないものが部屋を埋め尽くした。
引き寄せの法則とかいうけれど、膨大な時間を素敵な暮らしに思いを馳せたのに素敵な暮らしは手に入らなかった。
そして、たくさんの物を捨ててミニマリストとなった。
使っていなかった物、重複していた物だけじゃなく、一般家庭にあるものも捨てた。
そしたら、家具の配置をどこに変えてもステキに見えるようになった。
つい先日こんな本を読んだ
ステキな暮らしは人それぞれと改めて気づかせてくれる一冊。
マンガなので、活字が苦手な人も一瞬で読める。プラス、かわいい絵に癒される。
自分の好きを追求して、自分がときめく暮らしをするようになってからは、毎日気分もよく、家事も仕事も楽しい。
自分が満たされていないと他の人も幸せにしてあげることはできない。
だから自分を喜ばせるためのちょっとステキな暮らしを目指していこう。