奈良時代の主な書物の
古事記、日本書紀、風土記、万葉集のちがいをまとめてみました。
古事記・・・712年 編集 太安万侶(おおのやすまろ)など
日本の成り立ちや日本神話を記した最古の歴史書。
日本向け
日本書紀・・・720年 編集 舎人親王(とねりしんのう)など
日本の神話や伝承を記したもの。
海外向け
※古事記の『記』と日本書紀の『紀』の字の違いに注意
風土記(ふどき)・・・713年 ※読み方に注意 『ふうどき』ではなく『ふどき』
日本各地の自然、産物などの情報をまとめたもの(旅行ガイドブックのような感じ)
万葉集・・・780年 和歌を集めた歌集 防人(さきもり)の歌や農民の歌もおさめられている